ニュース

トップ > ニュース > 「グリーンデックス」調査 > 日本の状況

その他のニュース

日本は「グリーンデックス」総合ランキングで11位に低迷
グリーンデックス得点:49.1

今回のグリーンデックス調査で、日本の消費者は14カ国中11位という結果に終わった。日本が総合ランキングで下位にとどまった理由として、食品部門で最下位を喫したことのほか、暖房に石油を使用していることなどが挙げられる。

住宅部門:13位
日本では、88%の住宅に空調設備が完備されていて、暖房設備がある住宅は76%、暖房に石油を使用している住宅も53%にのぼる。これは、今回調査した14カ国の中で、最も高い数字だった。また、断熱効果を上げるための改築やエネルギー効率に優れた設備の導入を考える消費者は、14カ国中最も少ないという結果も出た。省エネ型の洗濯機を使用している消費者は9%、省エネ型のテレビは14%、省エネ型の冷蔵庫・冷凍庫は15%にとどまった。いずれも14カ国中で最も低い数字だった。しかし、日本の消費者の半数以上が、給湯にガスを使用している点は注目に値する。

交通機関部門:6位
日本では、4人に1人が移動の手段として徒歩または自転車を利用する一方、ミニバンやSUVといった大型車の保有率も高い。環境に配慮した超低排出ガス車やハイブリット自動車を所有、または購入する意志のある消費者の割合は14カ国中で最も低かった。特徴的なのは、電車を毎日利用する消費者がほかの国に比べて多いことだが、その一方で、環境への影響を考慮して、会社など日常の移動先の近くに居住している割合は最も低かった。また、1年前に比べて公共交通機関を利用したり、自家用車を運転する頻度はほぼ同じぐらいだと答えた消費者が最も多かったものの、自家用車を1人で利用したり、飛行機を利用する頻度が増えているという結果も出ている。

食品部門:14位
日本の消費者の87%が少なくとも週に1回は魚介類を食べている。また、85%が豚肉をよく食べると答えたが、これは今回調査した国の中で最も高い数字となった。外食や調理済みの食品をよく食べる消費者の割合も36%で、14カ国中で最も高い。食品の産地に関しては、地元でとれた食品をよく食べると答えた消費者は5%にとどまる一方、輸入食品をよく食べる消費者は28%と高くなっている。しかし、日本の消費者の49%が果物や野菜を毎日摂取すると答えていて、ミネラルウォーターを飲まない割合は31%と、14カ国中で最も高い結果となった。

消費財部門:5位
日本の消費者は、物品が故障した場合、修理するのではなく、新しいものに買い換える傾向が、ほかの13カ国の消費者に比べて強いことがわかった。また、リサイクルを常に実行している消費者はわずか4分の1にとどまっている。環境にやさしい製品を常に購入すると答えた消費者はわずか7%で14か国中最も低く、過剰包装された製品の購入を常に控えている消費者も13%しかいなかった。

態度要因
自分が生きている間に、地球温暖化の影響で生活が悪化すると強く信じる日本の消費者は、10人中わずか3人だけだった。また、環境問題の深刻さが誇張されていると信じる消費者は3%と少ないものの、人間活動が環境に与えている影響を考えると罪悪感を強く感じると答えたのはわずか5%にとどまった。

環境に関連した行動
ほかの13カ国と同様、環境に関連した市民レベルの活動に参加する日本の消費者はそれほど多くないことがわかった。環境保護団体に寄付をしたり、ボランティアとして参加したことがあると答えた消費者は22%にとどまっている。そのほか、環境問題を訴える手紙を書いた経験がある消費者は2%、環境関連のデモに参加したことがあるのは23%、環境問題に関する情報を得る努力をしたことがあるのは23%、地球温暖化について話し合ったことがあるのは39%だった。いずれも14カ国中最も低い数字となっている。


BACK NUMBER