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世界17カ国の消費者の
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調査対象国 | 2009 | 2008 | |
| 1位 | インド | 59.5 | 58.0 | |
| 2位 | ブラジル | 57.3 | 58.6 | |
| 3位 | 中国 | 56.7 | 55.2 | |
| 4位 | アルゼンチン | 54.7 | 未調査 | |
| 5位 | 韓国 | 54.6 | 未調査 | |
| 6位 | メキシコ | 53.8 | 52.7 | |
| 7位 | ハンガリー | 53.3 | 51.7 | |
| 8位 | ロシア | 52.0 | 51.1 | |
| 9位 | スペイン | 51.4 | 48.0 | |
| 10位 | ドイツ | 51.1 | 48.1 | |
| 10位 | スウェーデン | 51.1 | 未調査 | |
| 12位 | オーストラリア | 50.5 | 47.8 | |
| 13位 | フランス | 49.5 | 46.5 | |
| 14位 | 英国 | 49.4 | 48.2 | |
| 15位 | 日本 | 49.3 | 47.4 | |
| 16位 | カナダ | 47.5 | 46.3 | |
| 17位 | 米国 | 43.7 | 42.4 |
今回の調査では、2008年秋以降の世界的な金融危機が結果に大きな影響を及ぼし、ほとんどの回答者が、自国が直面している重大な問題のトップに「経済」を挙げ、その傾向は前回2008年の調査より強くなっています。一方でこうした経済危機が、結果として環境問題にはプラスに働いていると思われる例も数多く見られました。たとえば「この1年間で、家庭で使うエネルギー消費量を減らした」と答えた人のうち、その主な理由(2つを選択)のうちの1つにコストを挙げた人は約80%にのぼります。また「この1年間で、自動車に使用する燃料の消費を減らした」と答えた消費者のうち、約4分の3がその主な理由(2つを選択)のうちの1つにコストを挙げました。さらにアルゼンチン、メキシコ、韓国、中国の4カ国では大多数の消費者が、2008年前半の燃料価格の急騰によって日常使う交通機関を恒久的に変更したと答えています。
こうした結果について、ナショナル ジオグラフィック協会のテリー・ガルシア副理事長は、「経済環境が激変したことが環境にプラスに働いているのは興味深いことです。しかし経済が回復したあとも、消費者がこうしたプラスの行動を続けていくかどうかはわかりません。コスト削減のために始めた環境に配慮した行動が、そのまま持続的なライフスタイルとなり、環境問題についての懸念が世界中の消費者にとって重要な関心事となっていくことを願っています」と述べています。
今回の調査では、経済問題が最も重要だと考えている消費者が多いのは確かですが、一方で多くの国の人々が環境について強い懸念を抱いています。最近の行動に変化が生じた主な理由(2つを選択)のうちの1つに、環境への懸念を挙げた人が大勢みられました。17カ国の消費者の55%が「環境問題に深い懸念を感じる」と答え、そうでない人はわずか14%にすぎませんでした。
環境問題についての懸念が最も強かったのは、中国、韓国、ブラジルの消費者でした。地球規模の問題として挙げた12の項目のうち、大気汚染や気候変動/地球温暖化、水質汚染が4〜6位に入っています。上位3つは経済や燃料価格、貧困の順でした。こうした環境問題に不安があると答えた消費者も3分の2にのぼりました。
調査国17カ国の消費者10人のうち6人が、「人類は未来の世代のために環境を改善しなければならず、それには消費を減らす必要がある」と答えており(「そうは思わない」と答えた人はわずか12%)、消費者が自分の行動と環境を結びつけて認識していることがわかります。
2008年と2009年の総合得点の変化を見ると、ランキングの高い途上国の消費者の方が先進国に比べて点数の増加が小さい傾向にあります。これは経済が発展して、より高い生活水準を求めるようになったため、消費行動が増えたことが影響しているものと思われます。経済の発展によってグリーンデックス得点が下がってしまうのではないかという危惧もありますが、それでもほとんどの国で得点が増加しています。
「エネルギー消費が集中している一部の国々では環境に対する関心の低さが目立ち、経済が急速に伸びている多くの国々では消費主義が拡大している。これこそが、現在の政治と産業が直面している課題といえるでしょう。どちらの国々においても、消費行動全般にわたって、より持続的な選択を生み出すことがきわめて重要ではないでしょうか」と調査分析会社グローブスキャンのロイド・ヘザリントンCEO(最高経営責任者)は指摘しています。